丹波篠山と言えば、ボタン鍋・松茸・黒豆がとくに有名ですが、
魅力はそれだけじゃないんですよ。
ぶらり旅でそぞろ歩きを楽しめば、まるで映画のセットのような
日本の伝統的建築美に感動できるんです。
白壁や千本格子が美しい、昔ながらの街並みを歩けば、
のどかな城下町へのタイムトリップを味わえます。
往時の姿を今に伝える商家群が残り、日本情緒あふれる城下町の丹波篠山ですが、
歴史散策だけではちょっと物足りないかも。
もちろん、スイーツや丹波篠山牛などの極上グルメも存分に味わいましょう♪
目次
丹波篠山へは車で行くか、電車にするか?
どちらでもお好みでいいと思いますが、渋滞と駐車場の
心配のない電車に軍配が上がるかもしれませんね。
車で行くなら、いちばんの心配は駐車場です。
おすすめはJR篠山口駅近くの駐車場に停めることです。
意外と穴場なんですよ。
もちろん、車ですから篠山城の近くまで行って
観光するという方法が常套手段でしょうが、
渋滞したり、満車だったりしたら悲惨ですよね。
駐車場を探すだけでタイムロスが生じます。
イチオシは『篠山口駅西公営駐車場』です。
155台収容で料金は1日300円ですよ。
さて、無事に駐車場に車を停めることができたら、
篠山口駅からでしたらバスで観光スポットに行くことになります。
篠山口駅から神姫バス「笹山営業所行」に乗り、
本篠山バス停で下りるルートを以下でご紹介します。
⇒篠山口駅 ⇒ 本篠山 バス時刻表
電車の旅でしたらJR福知山線に乗り「篠山口駅」で下車です。
優雅な外見の「特急こうのとり」もお勧めです。
もちろん、「篠山口駅」に停まりますよ。
大阪駅からでしたら、「特急こうのとり」に乗れば、車より断然早く着きますね。
バス路線については、上述の車編の説明のとおりです。
バスの本数は少なく感じるかもしれませんが、
そこはぶらり旅で、ストレスを感じない程度の本数は出ています。
さぁ、ぶらりと丹波篠山巡りの始まりです。
河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)は神姫バスの🚏本篠山からすぐです。
「河原町妻入商家群」は、江戸時代をしのぶ古い商家が並ぶ町です。
篠山城築城のため城下町を整備するときに、
京都への玄関口にあたる場所として、
いちばん最初に着手されたのが河原町です。
千本格子やそで壁、うだつなど、築城当時の姿を今に残す建物が多く、
まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気に浸れますよ。
昔ながらの古物商や書店などのほか、カフェや雑貨店など
古民家を利用した新しいお店も点在します。
「河原町妻入商家群」の入り口近くにある、おみやげ処森本は
地元の特産物を使った加工品などを販売するお土産屋さんです。
人気なのは丹波黒大豆を使用した森本オリジナルの黒豆茶です。
香り豊かでノンカフェイン、大豆の栄養素はもちろん、
黒い皮にはアントシアニンも含まれていて、とてもヘルシー♪
篠山で超有名な小西の黒豆パンも販売されています。
「特産館ささやま」で丹波篠山牛を味わう
「特産館ささやま」はJA丹波ささやまの直営ショップです。
レストランでは野菜を始めとする篠山の豊富な食材を
ステーキや定食、丼とさまざまなスタイルで味わえますよ。
直販所には栗や黒豆、大納言小豆などの特産加工品がそろいます。
綺麗な水、昼夜の大きな寒暖差と飼育に最適な
盆地特有の環境で育った丹波篠山牛が絶品です。
霜降りの脂が柔らかくて甘みもたっぷり♪
自家製味噌や岩塩などお好みでご賞味あれ。
丹波篠山の山の芋をつなぎに使った蕎麦の上に
滋養に富んだ粘りの強いとろろを盛った「そばとろ」!
おやつにも最適ですね。温・冷2種類から選べます。
ぜひ篠山名物をお土産に持ち帰りましょう。
・いちばんの大粒種で、甘くて美味しい丹波篠山の黒豆。
・篠山産大納言を使った「きんつば」
「篠山城 大書院」は篠山城の歴史も学べる壮麗な書院です。
一大名の書院としては破格の規模と、古代の建築様式を備え、
現存する同様の建物の中では「京都二条城の二の丸御殿遠侍」に匹敵します。
館内には当時の姿が正確に復元された大書院のほか、
篠山の歴史的資料の展示室などもあります。
わずか6カ月で築かせたと言われています。
他国との戦いに備えた見事な城郭を誇っています。
※篠山城 大書院
・9:00~17:00
・月曜定休日
・入館料400円
篠山ギャラリーKITA’S
プロダクトデザイナーの『喜多俊之氏』が40年にわたり取り組んできた、
伝統産業を支える職人とのコラボ作品を展示・販売しています。
食器や照明、家具など、日常使いできるものが多いんです。
また、洗練されたデザインは見ているだけでも楽しいです。
・11:00~17:00
・営業は、土日祝日のみなのでご注意を!
さいごに
篠山の魅力をたっぷりと味わうと、けっこう時間かかります。
疲れるでしょうから、帰りが電車だとしてもちょっとしんどいですよね。
ましてや車で帰るとなると、道中に不安要素がたくさんあります。
そんなことが心配だったり、篠山にどっぷりと浸かりたいなら
いっそのこと、篠山で泊まってしまいましょう♪
翌日は、舞鶴や小浜で海を見るのも楽しいですよ。
城下町から一転、海の見える風景になるわけです。
それとも城下町の余韻に浸って、出石で皿そばを味わうなんてのも乙ですね。
丹波篠山の小粋なお泊りどころ [楽天]
楽しいプチ旅になりますように^^
※こちらもぜひ参考にしてくださいね。
Check↓ ↓ ↓
関西をホッコリ楽しむプチ旅の特集です。日帰りで楽しめますよ。