出石と言えば、そのシンボル『辰鼓楼(しんころう)』が超有名ですね。
明治時代に建てられた施設で、当時は時間を知らせるのに太鼓を叩いていたとのことですが、
今は出石のシンボルの時計台となっています。
出石城址で往時に思いを馳せるのも素敵です。
出石で忘れちゃいけないものがありますよね。
そう、「出石そば」です。出石皿そばとも称せられるように、
1人前の基本は小皿で5枚です。
鰹と昆布の濃厚なだしが出石皿そばの特徴で、その中に生卵を溶いて
すするのが珍しいんですよ。。出汁の旨味とそばのコシで、
そば好きさんなら20枚は軽いと思います^^
そんな出石は、江戸時代に5万8千石の城下町として栄えました。
毎年11月3日の文化の日に「出石お城まつり」が開催されます。
大人大名行列槍振りや子ども大名行列の華やかさの中に
往時の出石が堪能できますよ。
出石お城まつりへのアクセス
出石は山懐に抱かれたところにあるのですが、
想像するよりもずっと幹線道路が発達しています。
特に、南側(大阪や兵庫)からでしたら、高速道路で
出石の至近まで行くことが可能です。
私は京都府南部在住ですが、私の場合は
舞鶴若狭自動車道⇒福知山IC
国道9号線⇒「野花」交差点右折
国道426号線⇒「乙女橋」交差点右折
県道2号線⇒出石地区の駐車場へ
※出石へのアクセスでカギとなるのが国道426号線です。
426号線への入り方さえ間違えなければ大丈夫です。
なお、ナビを設定するときは『出石市営西の丸駐車場』に
設定してください。※なぜかはすぐにわかりますから。
住所:兵庫県豊岡市出石町小人129−19
出石お城まつりで駐車場を確実に確保する方法
開会式は午前9時からです。
ですので、午前9時までに現地に着いてしまえばいいんです。
「な~んだ、そんなことか…」とガッカリしないでくださいね。
9:00くらいに車を停めるなら、まず確実に規模の大きな
『出石市営西の丸駐車場』と『豊岡市営鉄砲町パーキング』に停められます。
11:00過ぎくらいから、周辺の臨時駐車場に車が流れ始め、
昼くらいにはすべての駐車場が満車になります、
とのことでした。
⇒出石お城まつり「臨時駐車場マップ」
ですので、早出して、開会式の始まる9時までに着くようにしましょうね。
ゆったりとストレスなく車を停められるときの快感ってわかりますよね。
「あ~、ここもいっぱい!」なんてことになったらイライラマックスで、
おまつりどころではありませんもんね。
朝早いので眠いかもしれませんが、そこは
ハイライトの『大人大名行列槍振り』を見学したら
早々に帰路に着く、などの工夫をすれば何とかなるのでは?
出石お城まつりの概要
・毎年11月3日に開催
・例年9:00~16:30頃まで
・お祭り広場テント村、露店出店(終日)
出石でそば打ち体験の思い出
出石へはけっこう通っています。
7,8回くらいだと思います。
最初行ったときはカニ旅行のついでに寄りました。
城下町ということしか知らず、皿そばを知らなかったくらいです(^^;)
お昼に食べた皿そばに大感激しました。
それからは、出石イコール皿そば、と私の中で定着しました。
そして、2週連続でそば打ち体験をしてしまいました。
お店の対象が驚いていました。
「よっぽど蕎麦が好きなんですねぇ~」って。
たしかに蕎麦は大好きですが、そのときはいろんな事情が重なったんです。
私がそば打ち体験を楽しんだのは『手打ち出石皿そば 入佐屋』さんです。
大将がそりゃ丁寧におしえてくれますよ。
出石お城まつりのときに、蕎麦打ち体験はとても無理でしょうが、
大切な人やご家族で体験するのも貴重な思い出になりますよ★
自分でうった蕎麦と、大将のうった蕎麦とを食べ比べするんですが、
全然違います。自分でうった蕎麦でも「オッ!コシがあるやん」と
思うのですが、そのあとに大将のうった蕎麦を食べると、
その違いに愕然としますから。
さいごに
出石の町をそぞろ歩きで楽しむのも風情があります。
なんと、あの「桂小五郎」が隠れ住んだ町として有名なんですね。
桂小五郎の潜居跡に碑が立てられているんです。
そんな出石を堪能するのなら、お城まつりだけではもったいないです。
もしも前日から泊まることができたなら、出石の隅々まで探索できて、
しかも駐車場の心配もないはずです。
出石の町に歩いていけるホテルはここだけです。