こけしの意味と由来を間違えないでね可愛いし美人でおしゃれダヨ♪

「こけし」ってとても可愛らしいですよね(^^♪
なかには、飛び切りのべっぴんさん(美人)もいますから♡

こけしは、江戸時代後期(文化・文政期1804~30)頃から、東北地方の温泉地において湯治客に土産物として売られるようになった轆轤(ろくろ)挽きの木製の人形玩具が始まりです。

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こけしの意味は子消しじゃない!大いなる誤解です。

近年ではまことしやかに言われていますが…

こけしの語源を「子消し」や「子化身」などの語呂合わせだとして、貧困家庭が口減らし(堕胎)した子を慰霊するための品物とみる説もあります。
これは1960年代に詩人「松永伍一」が創作童話の作中で初めて唱えたとされています。
でもですねぇ、松永以前の文献にはこの説を裏付けるような記述が見られないんです。
また、「松永伍一」自身も説得力ある説明はしていないようで疑問が持たれています。

明確な出典が存在しないため民俗学的には根拠のない俗説であるとされて、都市伝説と同様に信憑性のない話とされています。

そうですよね、あんなきれいで美人のこけしに失礼です。
発祥が東北地方だから、イコール貧困に結びつけたように思えます。
東北地方を二重の意味で侮蔑していますよね。

こけしは本来は湯治の土産物であり、子供の手に渡っておもちゃの人形として使われたものだったんです。
戦前には多くの当て字による漢字表記(木牌子、木形子、木芥子、木削子など)もあったようです。そうなんです。東北の木地師が、端材でおもちゃを作ったのが起源とされていますから。
※木地師(きじし)⇒山に入って木を切り、和製轆轤(ろくろ)を使って、木からお椀やお盆といった「木地」を作る職人のこと。

こけしは美人だし可愛いしオシャレなんですよ。

こけしは子消しじゃないから安心してくださいね。

現在では、こけしを作る職人は「こけし工人(こうじん)」と呼ばれ、その形や模様などから、東北地方6県で11系統に分けられています。
※伝統こけしの分類です。創作こけしや新型こけしではありません。
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福島県 土湯温泉の土湯系こけし

伝統こけし三大発祥の地の一つです。
頭が小さくて、はめ込み式で首を回すとキイキイと音が鳴ります。

優しく見つめてくれるような独特の表情と、素朴な木の手触りを持つ「土湯こけし」は今も昔も変わることなく多くの人の心を和ませてくれます。
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宮城県 弥治郎系こけし

三大発祥の地とされる鳴子や遠刈田よりは、やや新しいと言われています。
弥治郎こけしの特徴は、ベレー帽のように彩られたろくろ模様の大きな頭と、ろくろ模様が多用された胴体にあります。
はじめは子ども向けの玩具として作られていたものでしたが、現在は観賞用として収集され、大人の目を楽しませてくれています。

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宮城県 遠刈田(とおがった)系こけし

鳴子、土湯とともに、伝統こけし三大発祥の地の一つです。
遠刈田こけしの特徴としては、
・頭部に赤い放射状の模様を描く
・頭が大きく、胴は直胴
・構造は差し込み式
の3つがあげられますが、描彩に関してはこけしの中で最も華麗と言われます。

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宮城県 鳴子系こけし

遠刈田、土湯とともに伝統こけし三大発祥の地の一つです。

鳴子こけしは、首を回すとキイキイと鳴ることで有名ですが、これは頭部を胴の部分にはめ込む独特の技法が用いられているためです。
童のようなやさしい顔の表情が、全体の豪華で華やかな雰囲気のなかに素朴な可憐さを添えています。
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宮城県 作並系こけし

遠刈田から伝わった技をもとに、山形系の影響を受けつつ独自に発展したと言われています。
差し込み式の小さな頭と、子供が握って遊べるようにきわめて細い胴を持つのが特徴です。
最近では、初期の細い胴に代わり、太いものになっています。

肩と裾の部分に描かれたロクロ線をはさんで、菊を図案化した独特の模様が描かれます。
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山形県 肘折(ひじおり)系こけし

三大発祥の地とされる鳴子と遠刈田の混合の系統として発達したとされています。
胴全体には黄色が施され、鮮やかな色調感が際立ちます。

肘折こけしの特徴は何といっても、他の系統には見られない強烈な個性を放つ顔の表情にあります。

顔の描彩には、こけし工人のその時々の精神風土や生活背景が如実にあらわれ、可愛らしさや穏やかな微笑みだけではなく、喜怒哀楽すべての感情が内包されるいるんですね。

肘折温泉の謂れ
1200年前、崖から転落して肘を折った老僧が、この地に湧き出る湯に浸かり傷を治したという話に由来します。
実際に骨折や傷に特効の湯が沸き、湯治客で賑わいます。春から秋には名物の朝市が立ちます。

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山形県 山形系こけし

作並で学んだ木地師が伝えたと言われ、作並系と同様、差し込み式の頭は小さく、棒状の胴体は細いのが特徴です。

子どもが手に持って遊びやすいようにと頭を小さく、胴を細くした名残が残っています。
描彩は、前髪と左右両側に髪の毛が描かれ、赤い髪飾りがあるのが一般的で、胴の模様は、桜、4枚の花弁の梅、ロクロ線などです。

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山形県 蔵王系こけし

遠刈田系の影響を受けて発展したと言われています。

形は胴がどっしりとして太く、ボリューム感があります。
描彩は、くびれて豊満な胴に華やかな技法・絵柄が使われているのが特徴で、おかっぱ頭を描いたのは蔵王系が最初ともいわれています。

前髪と左右両方の髪、赤い髪飾りを描き、胴体には桜崩し、正面に牡丹を配したものもあります。

蔵王温泉
東北屈指の規模と歴史を誇る温泉地で、泉質も似ているので“東北の草津”とも称されています。

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秋田県 木地山系こけし

頭と胴を1本の木から作る「作り付け」の手法です。
ちょっと珍しい作り方ですよね。

特徴として、形は胴が太く、頭はラッキョウ型で比較的小さいんです。
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岩手県 南部系こけし

頭部がゆるいはめ込み式のため、クラクラと動きます。
特徴的ですね。首がはめこみで頭がくらくらと動き、昔は「キックラボッコ」と言っていましたが、現在は「キナキナ」と表現しており、全国的にも南部系こけしだけの特徴です。

11系統ある東北の伝統こけしの中でも「最も素朴で木のぬくもりが伝わるこけし」として愛されています。

南部系こけしは、花巻市・盛岡市を中心に発達した系統です。
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青森県 津軽系こけし

頭と胴を1本の木から作る「作り付け」の手法です。
この点、秋田の木地山系こけしと同じですね。

髪型はオカッパ頭、形はくびれた胴、裾広がりの足元。
模様は、ねぶた絵から影響を受けたと言われており、牡丹の花やダルマ絵などが多く描かれています。
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さいごに

こけしって、子どもの頃はなにか怖いような印象があったのに、今、じっくり見てみると、かわいらしさに気づいたりします。
ポップな色彩や、手のひらに収まる小さなものが注目され、こけしを探し求める「こけし女子(通称:こけじょ)」もいるんです。

こけしは東北地方が発祥で本家本元です。
11系統に分かれていますが、そのほとんどの地で温泉が湧き出ているのも魅力の一つですね。

こけしを愛でて、ホッコリ温泉でゆったりする…
良い感じですよね。

東北って、その地域ごとに郷土食も豊かで、食の楽しみもありますよ。

関東からでしたら、割と近い感覚があるでしょうが、関西以西から東北に出かけるのは本当に勇気がいりますね。
一足飛びに北海道へ行く人の方が断然多いと思われます。

でも、意を決して出かけるだけの価値が東北にはあります!
こけしの収集家にならなくてもいいんです。

気に入った何体かを眺めて暮らす日々も乙なものですね。