高校山岳部はダサいし危ないのかなぁ人気は高まっているんですよ♪

高校山岳部でどんなことをイメージしますか?
多感な高校時代に黙々と山登りに励む…
ダサいですか?山なんて危ないのにと感じますか?

実はここ10年(2009年から2018年)で人気は高まり、部員数で言うと71パーセントも増えているんですよ。

67競技が加盟する全国高等学校体育連盟(全国高体連)の2009、18両年度の加盟状況調査によると、所属生徒数の増加率の大きい上位5競技は表の通り。登山は女子が96.5%増、男子が64.6%増で、サッカー女子、スケート女子と続いた。登山は18年度の男女合計が1万1926人と、09年度比で71.0%の大幅増となった。
引用元:YAHOOニュースの河北新報記事より

部員数が増えていることは、人気があるってことですね。
つまり高校山岳部がダサいなんてことはないんです。
山ガールって言葉をご存知でしょう?認知度は相当なものです。
山ガールのみならず、山を登る男子も格好いいと思うのですが。

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高校山岳部に入っている男子や女子はダサいのか!?

そもそも、山岳部のイメージって?
苦痛や困難に耐え、頂上制覇という達成感を得る集団というイメージではないでしょうか。
※ロックをやっているのでしたら、壁の制覇という達成感ですね。

命にかかわるので部活なので、ストイックにならざるを得ません。
その分、他人には優しい人が多いと思います。

男子と女子で分けて、その特徴を一言で語ると…
男子・・・苦難に立ち向かう。
女子・・・他人に優しく、明るい。
※あくまでイメージですよ。

どうです?
全然ダサくないでしょ!
むしろ、ダントツ格好いいと感じます。

ダサいっていうイメージは、寡黙にひたすら下を見ながら山を登り続ける…そんなスタイルからきていると思います。
多感な高校時代の華やかさが、山登りスタイルからは感じられない、そんな外見だけを捉えているのでしょう。

しかし、内面は苦しさを乗り越えての達成感を求めています。
これって、他のスポーツと同様に自分への挑戦なんです。
また、一人の落伍者も出してはいけないという、チームワークも必要とされます。
つまり、他の運動部と何ら変わるところがないんですね。

高校山岳部のみなさん、これから高校山岳部に入部を考えているあなたも、自信を持ちましょうね。目標を達成して、華々しく光り輝くところは、サッカー部やバレー部と一緒なんですから。

高校山岳部って危ないのか?

山での遭難記事から『山岳部なんて危ない』という先入観があると思います。
たしかに落石や墜落など致命的な事故はあります。

しかし、陸上部での鉄製の競技用具やサッカー部でのスパイクなど、重傷を負う恐れのある道具はたくさん存在します。
山岳部って、高い山に登るからどうしても足を滑らせての墜落がクローズアップされてしまうんです。

およそ運動部の部活動で、怪我の心配が100%ない部なんて存在しません。

高校によって相当の差があるでしょうが、通常の山岳部では・・・
ランニング・部員や荷物を背負っての階段や裏山などでの昇り降り・腕立てや腹筋などで基礎体力をみっちりと鍛えます。基礎体力がないと山道は危険だからです。
他にもザイルを使って上から下へ降りる訓練もあるかもしれません。懸垂下降と言われるやつです。
また、地図読むための座学、応急手当の訓練、天気図作成など山で生活するために必要な知識習得もあるはずです。

高校山岳部が危ないという認識を助長する事件としては、最近では、2017年3月に起きた『那須・高校山岳部雪崩事故』があげられます。
引率教諭や高校生が計8人亡くなり、12名が重軽傷を負いました。

2019年3月に男性教諭3名が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されています。
つまり、栃木県警は新たな積雪で雪崩の危険が高まっていたにもかかわらず、雪上歩行訓練の中止や行動範囲の限定などの措置を講じず、漫然と実施を決めた3人の判断に過失があり、事故につながったと判断したのです。

高校山岳部では冬山登山をするところは、まずないはずです。
那須高原の事故は「春山安全登山講習会」で起きています。
しかし、春山といえども、いったん雪が降りだすと、状況は厳冬期と全く変わらないことになります。

ですので、高校山岳部が危険で危ない、という議論は指導者の指導力に直接かかわってきます。指導者の適切な判断力と指導力さえあれば、山での危険性の大部分を未然に防ぐことが可能です。
もっとも、生徒本人の急な体調不良や不注意など突発的な事故を招くことは否定できません。

高校山岳部の指導者には、勤労者山岳連盟や名だたる山岳会に入会している方がベストなのは言うまでもありません。
まさか、単なる山好きな先生が高校山岳部の指導者ということはないと思います。
高校生で北アルプスなどの山を初めて登る生徒が大半であることを考えると、指導者の資質ってとても大切です。

高校山岳部で怖いところは、指導者や顧問の登山経歴を確かめるすべがないところにあります。
指導者が確かな人かどうかは、一回でも一緒に山行したらわかるはずです。
的確な指示をして、生徒を引っ張っていっているか、歩き方をその都度注意しているか、危険な場所ではその都度歩き方対策をしつこく注意するか、など慎重に見てくださいね。

もしも、指導者の指導に不安を覚えたら、山岳部はやめた方がいいですよ。
本当に命にかかわりますから。
そんなときは、地域の山岳クラブに入会して、基礎から楽しく山登りを学ぶのも一つの方法です。勉学にもまず差しさわりはないでしょう。ただ、山岳同好会みたいなとこはお勧めできません。やはり、見極めるべきは、指導者の経歴とその登山技術にあるからです。

大学で山岳部に在籍していた個人的感想

私は学生時代に山岳部にいました。
高校時代から山への憧れがありました。
信州の美ヶ原から見た北アルプスの美しさに魅入られました。山が青紫色に見えていました。

残念ながら、高校には山岳部がなく、そこで大学入学してすぐに山岳部の部室に行ったのです。部室には、額に入った写真が10人分ほどありました。歴代部長かなぁなんて思ったのですが、雪崩遭難や墜死の方々でした。

練習も含めると年間80日ほどを山の中で過ごしました。
岩登り練習のときに墜落したり、手の指が凍傷になりかけたり、吹雪の中でテントをつぶされ雪洞で過ごしたりと実に様々な体験ができました。

しかし、汗を搾り取られるようにして歩き、頂上に到達したときや、小さなホールドやスタンスをやっとで探して壁を登りつめたときの達成感を思うと、今でも当時の情景が思い起こされます。
山って、頑張った人を裏切りませんよ。

さいごに

高山で晴れたときの爽やかさと言ったらありません。
心洗われるって言葉の意味を初めて知りました。

しかし、ちょっと一言。
ウォッシュレットのトイレなどありません。
普通はお風呂なんて入れません。
歯磨きくらいはできるかも。

つまり、日常と比べると、ちょっと不便なのが山での生活なんです。

その代わり、下界で入るお風呂の気持ちいいこと!
それに、やはり家での飯は美味い!もちろん、山の上でも美味しいんですが…

ほんのちょっとの不便を我慢して、達成感と感無量の景色を求めるなら、高校山岳部っておススメです。多感な高校時代に本当にきれいなものに触れておくのは、将来必ず役に立ちますから。

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