「掃除をしているのに、どうしてもトイレの臭いが消えない( ̄▽ ̄;)!」
家のトイレについて、そんなふうに感じたことはありませんか?
もちろん、トイレは排泄する場所なので、使用直後に臭いがするのは仕方ありません。
とはいえ、来客があるときなどは、特に、綺麗にしておきたいものです。
きちんと掃除しているのに臭いが取れないのは困りますよね。
家中を綺麗に掃除しているのにトイレだけ臭いがひどい、というのも嫌なものです。
水洗トイレなら、当然ですが、排泄物は水で流れて行きますよね。
だから本来は、臭いなんて全くしなくても良さそうなものです。
しかし、アンモニアの臭いは、掃除をしても残るほど、かなり強烈なものです。
かといって、強い芳香剤を置くことに抵抗を感じる人も少なくありません。
私は比較的芳香剤の香りは気にならないほうです。
ところが同居している母親が、芳香剤の香りが強すぎるのを嫌がります。
そこで「そもそも臭いがしない状態」にしなくてはなりません。
そんな私が、トイレの臭いを取るためにしている工夫を、幾つか紹介します。
トイレの臭いが気になるときは、試してみることをおすすめします。
トイレの臭いを解消するには使いかたの改善にあり★
尿は、
・水(約98パーセント)
・尿素(約2パーセント)
で構成されています。
その他に、微量の塩素やナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニアなどを含んでいます。
体内で作られたアンモニアは、人体にとって、有害な物質です。
アンモニアは肝臓に運ばれると、酵素の働きにより尿素となります。
このアンモニアが、気になるトイレの強烈な臭いの原因です。
さて、トイレの臭いの原因として多いのは、「尿の飛び散り」なんです。
そして、男性が立ったまま用を足すと、飛び散りが生じてしまいます。
これが、トイレの嫌な臭いの原因となっている可能性があります。
そこで、可能であれば男性も座って用を足すと飛び散りを減らすことができます。
私の夫も、トイレは小であっても、座って使ってくれています。
水を流すときに、ふたを閉めてから流すとさらに効果的だといわれています。
トイレの使いかたというのは、子供のころからの習慣も大きく関わってきます。
そのため、お願いしたからといって、すぐに身に付けるのは難しいかもしれません。
「そんなの面倒くさい(`×´)丿」
と思ってしまう男性もいることでしょう。
それでも、試してみると、かなり違うことが分かります。
もちろん私も、トイレの臭い全てが男性のせいだと考えているわけではありません。
しかし、この、
・ふたを閉めて水を流す
尿の飛び散りを防ぐのは、臭い防止に、かなり効果があるといえます。
トイレの臭いを解消するには掃除方法の改善も有効★
掃除をしても臭いが気になる場合は、掃除場所もチェックしてみましょう。
便器だけを掃除しても、臭いが解決しないことがあります。
男性が座らずに用を足している場合、尿は壁にまで飛び散ることもあります。
・壁
・床
・便器全体
など、目に付くところをかたっぱしから拭いてみましょう。
トイレは、床など、意外な場所が、ひどく汚れていることもあります。
「目に付くところ全て」というと、なんだか面倒な気もします。
しかし実際のところ、トイレはそれほど広い場所ではありませんよね。
臭いが気になるときは、面倒でも、飛び散りがありそうな部分を全体に拭き取ってしまいましょう。
トイレの拭き掃除をする際は、市販のトイレ掃除シートを使用すると手軽です。
また、クエン酸を使用しての掃除も、簡単でおすすめです。
クエン酸を使用する場合は、「200mlの水」に「クエン酸小さじ1」を混ぜます。
これで出来上がった液体を、壁や床にスプレーして拭き取るだけです。
私の場合は、市販のトイレ掃除シートを使用することが多めです。
「嫌な臭いは抑えたい」
と思うものの、それほど掃除に手間を掛けたくないからです。
トイレ掃除シートの場合は使用後そのまま捨てられるため、手間が少ないと感じます。
さらに、トイレに手洗いが設置されている場合は、手洗いにも要注意です。
排水溝が汚れているときは、そこから下水のような臭いが発生することもあります。
その場合は、排水溝を重点的に掃除してみましょう。
ホームセンターやネット通販などで購入できる、パイプ汚れを掃除できる洗剤が便利です。
種類にもよりますが、安いものは数百円で購入することができます。
臭いを防ぐなら、手洗いの排水溝も、なるべく定期的に掃除することをおすすめします。
さいごに
家族全員が、毎日必ず使う場所であるトイレ。
排泄に使う場所とはいえ、少しでも綺麗で快適な空間にしたいものです。
また、できるかぎり臭いを抑えて使いたいですよね。
臭いが気になるときは、ぜひ、使いかたや掃除を見直してみてくださいね。