梅雨時からグンと暑くなりますね。夏場に向かって暑い日が続いていきます。
特に梅雨時は雨も多いので、当然湿気も高い。湿度の高さも手伝ってムシムシと本当に暑く感じます。
ちょっとした工夫で、少しでも涼しさを感じたいと思いませんか?
今すぐできて、手軽にできるお部屋の暑さ対策をお伝えします。
目次
昼間の室内温度を外から下げる!
昼間のお部屋の温度に気をつけることはとても大切です。
昔からある方法で、室内の温度を調整することができます。
夏の太陽の光が入る窓には、すだれをつり下げると、室内の温度はある程度下がります。
ゴーヤや朝顔で日よけをする方法もあります。
日中の室内で上がった温度が、そのまま夜になってもなかなか下がらない場合は、
昔ながらの方法で試してみてください。
打ち水をすると涼しくなります。
水を撒くだけなので、今日からできる方法です。
ベランダでも、庭でも、朝か夕方の気温の低めの時間帯に、水を撒くだけです。
ぐっと、涼しくなります。
暑い夏だからこそ涼感を楽しみましょう♪
季節を音で感じる。
すてきな風習だと思います。
日本ならでは、かもしれません。
夏の花火もそうですし、ひょっとしたら、高校野球の応援の歓声がそうだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
夏はそういう意味で、楽しめる音がたくさんある季節です。
涼しさを感じる音として、水の音を楽しむ「鹿威し(ししおどし)」や「水琴窟(すいきんくつ)」など。
また、風を音にする風鈴などがあります。
鹿威しや水琴窟は手軽とは言い難いのですが、風鈴だけは、比較的手に入りやすく、お値段も手ごろなものからあります。
ただし、こちらは、気をつけないといけないことがあります。
風の強い日や、夜は、ご近所の方のことも考えて、音がならないよう工夫します。
一番簡単なのは、クリップを紐の先(短冊のようなものがついていることが多いです)をつける方法。重みで音がなりません。
日中、微風でチリンチリンと可愛い音が鳴ると、なぜか涼しく感じますよね。
風鈴は、それぞれ音が違うことがあるので、お気に入りを見つけるのも、楽しみの一つです。
お部屋は色で涼しくなる!?
室内の部屋の色も体感温度に関係しています。
色には、暖色、寒色と大きく分けて2色あります。
オレンジや黄色などは、暖かさを感じる色、つまり暖色です。
逆に、水色やブルーは涼しさを感じる寒色です。
お手持ちのクッションカバーを寒色に変えるだけで、感じる温度が低くなります。
クッションがない場合は、水色のバスタオルや布をソファや椅子にかけるだけでも。
寒色は、極めすぎると、部屋が地味になってしまう・・という方は、布を寒色系のストライプにしたり、
暖色系の花を1輪だけ飾るなどでバランスを取ると涼しげ、かつ、優しい感じのお部屋になります。
今はデザインがすてきなファブリックも低価格で手に入ります。
気に入るものがないときは、布を買ってきて、切れ端をソファに敷きます。
気になる端は、内側に巻いて隠してしまいます。
ペットは冷房嫌い!でも共存できますよ
ペットのいる方は、室温に気をつけておられると思います。
動物は、冷房が苦手という場合が多く、暑い日でも冷房の利いていない部屋に移動したりします。
では、温度を上げたらいいのかとやってみましたが、
冷房がついていること自体が苦手のようです。
なまぬるい部屋で我慢している人間をよそに、犬も猫も、冷房は嫌いです、という顔をしています。
でも、だからといって、冷房のない部屋に1日中いるのは、人にも動物にもよくありません。
熱中症になります。
そこで私は、冷房をつけて窓を開ける、という方法をとっています。
確かに、電気がもったいないような気もしますが、冷房をつけすぎて、動物の体調が悪くなったり、逆に冷房をつけずに、体調を壊したりするぐらいなら、と続けています。
でも、この方法をすることで、犬や猫が暑い部屋に移動したりすることはなくなりました。
人間も、適度に涼しくて、快適です。
涼しくなる食べもので涼を感じましょう★
夏は食欲がないから、あまり食べない・・という人も多い季節です。
でも、食べないと体力が落ちるので、逆に夏バテします。
暑くて、何も食べられない、という時も、冷たい麺類なら、
のどごしが良いので、比較的、食べやすいと思います。
今は出汁を取らずに、スーパーでめんつゆが売っているので、
おそうめんを茹でるだけで済みます。
暑い夏ですから、火を使う料理はなるべく少ないほうがいい。
そこで、市販のめんつゆに少しだけ手を加えて、
まるで、手作りのめんつゆ、のような感じにする方法を一つ。
レモンをしぼる。
これだけで、市販のめんつゆが、変わります。
ぜひ、お試しを。
おそうめんや、冷やしざるうどん、冷麺に、冷たいパスタ。
どれも夏限定の美味しさがあります。
そして、どれも麺を茹でるだけです。
フライパンで炒めたり、揚げ物を揚げたりする必要はないので、暑いのは、一回だけ。
食べる人も、作る人も、できるだけ簡単で食べやすい料理にします。
しゃぶしゃぶのごまだれが冷蔵庫に残っていたら、そこに少しだけめんつゆを足して、
胡瓜としそと胡麻をたっぷり入れます。
味が変わるから、味が単一で、飽きてくるおそうめんがいくらでも食べられます。
食欲がなかなか出ない季節です。
多少の野菜不足は気にしないで、食べられるものを食べて良いんです。
どんなに暑くても、どんなに食欲がなくても、朝、昼、晩と3食食べることが大切です。
夏こそ、食です。
無理、という方は、プリンやゼリーでもいいと思います。
真夏でも、1日1杯だけ熱いものを★
食事に関して、何でも良いと書きましたが、冷たいものを食べすぎると、体に良くないことはたしかです。
そこで、おすすめなのが、一日一杯のお茶です。
それも温かいお茶。
いつでもいいので、温かい飲み物を飲む。
体をリセットする感じです。
たとえ真夏でも、週に一度は湯船につかる♪
暑くて毎日シャワー、という方も多いと思います。
バスタブにお湯をはって、ゆっくり浸かるのは、想像しただけでも、暑いですよね。
でも本当は、お風呂に入ってゆっくりすることは、リラックス効果もあるので、
夜の睡眠のためにも、日中のためにも、おすすめしたいことの一つです。
毎日は無理でも、週に一度だけでも、ぬるめのお湯に、
香りのいい入浴剤を入れて、ぜひ、入ってみてください。
夏用の入浴剤を使うのもおすすめです。
シャワーではなかなか落ちにくい汗も、お湯に浸かるとすっきりと落ち、さっぱりします。
さいごに
最近は、毎年のように「猛暑日が続く」と言われています。
真夏でも35度を超える日なんて、小さい頃はなかったように思います。
これからどんどん暑くなるのかもしれません。
何をするにも暑くてめんどうになります。
手のかかる暑さ対策すら、やりたくない。
だけど、夏だからこその楽しみもあります。
音だったり、風だったり、花火だったり、冷たい食べ物だったり、お腹を出して寝ている犬や猫の姿だったり。
暑い夏を、楽しみながら乗り切れるよう、
そして体調を壊さないように、お過ごしください。